2013年12月21日土曜日


 『勝ち抜く力 なぜ「チームニッポン」は五輪を招致できたのか』 (PHPビジネス新書)

18日、徳洲会グループから現金5千万円を受け取った問題で辞職する考えを固めた、東京都の猪瀬直樹知事の著書「勝ち抜く力」がまさに絶妙のタイミングで、書店で新刊として平積みされておりました。
 

すかさず夢屋書店で購入、完読しました。

招致活動を振り返り、大半は『いかに“俺の力”で東京を勝利へ導いたか』という自慢話に終始されております。
「IOCの覆面調査における国民支持率は47%。そこからいかに五輪の機運を高め、招致成功に導いたのか。東京都知事として先頭に立ち、五輪招致の奇跡に導いたプロセスを明らかにする」
といった、予想を裏切らない内容でした。

結果,勝ち抜けなかった猪瀬氏ですが、ある意味、反面教師的な一冊としては有意かと思われます・・・。